トレーニング用語

■筋トレ関係
筋力:現在の自分の身体に備わっている筋肉量で、どれだけのMAX筋力を発揮できるかの能力。

筋肥大:筋肉の量が増える。筋線維(筋細胞)が増える。筋線維の間にある筋内膜、筋線維が集合した筋線維束を束ねる筋周膜などの結合組織もあわせて肥大する。

筋持久力:ある動作を反復できなくなるまで繰り返す能力。

筋パワー:力×速度で発揮される能力

■レジスタンストレーニングの種目
・ツーハンズカールでは、シャフトをアンダーグリップで肩幅よりやや狭く握り、肘を曲げながらバーベルをあげる。上腕二頭筋が主に強化される。
・フレンチプレスでは、ダンベルを両手で握り、頭上に構え、肘を高く保ちながらダンベルを後頭部にゆっくり下ろし、再び頭上にあげる。上腕三頭筋が主に強化される。

ツーハンズカール

・ベンチプレスでは、ベンチ台に仰臥し、頭、両肩、殿部をベンチにつける。両足は床に置く。シャフトを両肩よいもやや披露目で握り、胸に下ろした後に、押し上げる。大胸筋、上腕三頭筋、三角筋が主に強化される。
・ダンベルフライでは、フラットベンチに仰臥し、各々の手に持ったダンベルを、肩の水平位から円弧を描くようにあげる。初心者は、肘を伸ばしたままで行う。主に大胸筋が強化される。

ベンチプレス

・サイドレイズでは、両手にダンベルをもって、直立姿勢で、手の平を身体の内側に向けて構え、腕を横に持ち上げる。あげる高さは肩と水平位とし、ゆっくりおろしてスタート姿勢に戻る。三角筋僧帽筋が主に強化される。
(ただし、健康づくり運動としては棘上筋のインピンジメン傷害の予防のために手の平を身体の内側に向けて行うほうが安全である。)

サイドレイズ

・ミリタリープレスでは、直立姿勢で肩幅程度にオーバーグリップでシャフトを握り、両肩にのせて構える。それから頭上に押し上げる。上腕三頭筋と三角筋が強化される。

ミリタリープレス

・バックプレス(ビハインドネックプレス)では、直立姿勢でシャフトを肩幅より広めに握り、首の後方の僧帽筋上部にのせて構える。それから押し上げ、頭上にバーベルを支持する。三角筋、上腕三頭筋、僧帽筋が主に強化される。

バックプレス

・アップライトロウでは、手幅は肩幅より広くして、オーバーグリップでシャフトを握り、直立姿勢で前方にぶら下がる。肘を高くひきあげ、バーベルを頸部まで引き上げる動作である。三角筋、僧帽筋、上腕二頭筋が主に強化される。

アップライトロウ

・グッドモーニングエクササイズでは、肩にバーベルを担ぎ、直立姿勢から挨拶をするような動作で状態を床と平行近くまで前傾させ、元に戻す動作である、前傾時に膝を少し曲げておくとよい。主に脊柱起立筋が強化される。

グッドモーニングエクササイズ

・シーテッドニーツーチェストでは、ベンチに浅く腰をかけ、上体をやや後方に倒し、両脚でダンベルを挟んで持ち上げ、前方に出し、両手でベンチをおさえて構える。次に膝を胸まで引き付けて元に戻す動作である。腹直筋、外腹斜筋、腸腰筋など下腹部が主に強化される。ちなみに、腹筋群が弱い人では、腰椎の前弯を強める強い力が加わり、腰痛を起こす危険性があるので、健康づくり運動としては好ましくない。

シーテッドニーチェスト

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