健康づくり施策概論:復習

■平成29年度現在の、日本人の死亡原因の順位は、
・1位:悪性新生物 2位:心疾患 3位:脳血管疾患
・これらの死亡原因は全体の55%にもなる。

■患者数が多い慢性疾患の順位は、
・1位:高血圧性疾患 2位:糖尿病 3位:悪性新生物

■医療費が多い慢性疾患の順位は、
・1位:悪性新生物 2位:高血圧疾患 3位:脳血管疾患

■健康日本21と歩数目標
・男性成人:9000歩(現状:7000歩程度) ・男性高齢者:7000歩 ・女性高齢者:6000歩
・(女性成人:6000歩)

■喫煙との関連が確認されているがんは、すい臓がんである。

■身体活動・運動量を増加させると、罹患率や死亡率を低下させることができるものは、虚血性心疾患・糖尿病・大腸がん・高齢による衰弱である。

■2005年にメタボリックシンドロームの診断基準が新たに設けられた理由は、動脈硬化の危険因子を複数有していると、動脈硬化性疾患発作の可能性が相乗的に高まることが明らかになったから。

■メディカルチェックでは、病状、健康上体、体力測定の程度により、運動プログラムの効果を予測することは難しい。

■当日の有酸素運動の指導は、収縮期血圧が160mmHg以上だと中止しなければならない。拡張期血圧は100mmHg以上である。
※ちなみに収縮期血圧180mmHg,または拡張期血圧110mmHg以上には、血圧の治療をまず行ってから運動を開始する必要があると示されている。

■運動負荷試験の目的は、虚血性心疾患の有無を判定するためである。

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