健康づくり運動 ミオグロビン

■健康づくり運動のウォームアップでストレッチングを行う意義としては、従来「傷害予防」が示されることが多かったが、近年、主運動に伴う障害の発生率に差がなかったことを報告する研究結果が増えており、スポーツでない健康づくり運動においては、ストレッチングが傷害予防に役立つ可能性は低いとされている。

■日常生活で行う歩行と、健康の保持・増進を目的とした「ウォーキング(欧米ではエクササイズウォーキング)」があり、正しい知識のもと、適切な運動指導が行われることによってはじめて、ウォーキングの長所(①:誰でもできる ②:道具がいらない ③日常生活に取り入れやすい ④安全である)が活かされる。

■ミオグロビンとは、心筋や骨格筋などの筋細胞内に存在し、ヘモグロビンによって運ばれた酸素を受け取り、筋組織内で酸素を運搬・貯蔵して、筋肉での有酸素性のエネルギー代謝を手助けしている鉄とタンパク質の化合物である。

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