■筋収縮(筋活動)の種類と名称
・等尺性=アイソメトリック(isometric)iso 等しい metrical meter メートル
・等張性=アイソトニック(isotonic) tonic 張り tone 元気
・等速性=アイソキネティック(isokinetic) kinetic 動き
アイソレーションはボディビルダーが個々の骨格筋を明瞭に見せるために、1つ1つの骨格筋をトレーニングしたり収縮させたりすること。
■レジスタンストレーニング
・ピュアアイソトニック:反動を使わないようにゆっくりとダンベルやバーベルを上げ下げすること。健康づくり運動として適している。
・ノーマルアイソトニック:重量物と取り扱う際のある程度の反動程度の動作。
・オキソトニック:弾性抵抗を用いた動作のこと。チューブなどの弾性抵抗を用いることがある。
■高齢者のレジスタンストレーニング
・高齢者が強化したほうがよい骨格筋は、大腿四頭筋、大殿筋、腹直筋、脊柱起立筋である。加齢に伴う筋量の減少が最も著しいのは、大腰筋であることが研究によって判明しているので、大腰筋のトレーニングも優先して行う必要がある。
■レジスタンストレーニングの初期
・なるべくバランスよく強化する必要があるため、8~10種目行う必要がある。
・RM法:10RMの場合10回反復できる最大負荷、1RMの場合1回反復できる最大負荷になる。
・8~12RMは高齢者を除き一般的な強度であり、初期の段階では20RM前後の低負荷で実施い、身体を慣れさせる必要がある。
・筋力(筋持久力)を高める場合に最も効果的なのは2~6RMである。
・最大筋力は最大挙上負荷でもある。
・初心者のセット数は1~3セットが適しており、少なくとも48時間以上トレーニングした骨格筋を休ませる必要がある。
・中級者では負荷を増加させるために反復回数を減らし、セット数を増加させることもある。
・筋力を高めるたの最大筋力を発揮するためには、セット間に十分な(2分以上の)休憩を入れる必要がある。
・スプリット法とは、トレーニングする骨格筋を分ける方法であり、1日目は上半身、2日目は下半身というふうに分ける。この場合、毎日でもトレーニングすることができる。